長門有希のストラップ(魔法使いの格好のもの)をジーパンにつけていたら、数日しないうちに千切れてしまった。どういうことだろう。あと、蒼星石が負けていたね。凹む。ひぐらしの件については、とりあえずニコ動が稼働している限り私には問題はないかな(笑)

「マリア様がみてる」。現在の私の環境からは遠く離れた女学院での必然と偶然、そしてどたばた、みたいなものがこの作品の基底である。女同士の絆が強く描かれていて、割と百合のイメージが強いが、別に直接的な嫌らしさなどなかった。そこを評価するのではなく、えーとなんというか…この小説を読んでいて、頭の中で結構易しく情景が浮かび上がってきた。あと銀杏の匂いなど。しょっちゅう描写があったせいだ。姉妹の誓いを交わすところなど、一枚一枚がとても劇的でよかったと思う。これも友人からの勧めで読んだ小説であるが、古い(10年以上前の)作品だから、続編も多数あり、いまのところ読破する気はおきない。これはNHKとは違って、ぜひ漫画で読みたい作品だなと思った。小説の方の絵は、そんなに好きになれなかった。

 さて、実は私にはもう一つ、ここと平行して私の言葉を発信している場があって、数日前からそこを稼働させてみているが割とそこの具合が良い。そして考えた末、近いうちここを引き取ることにした。相互リンクの方にはほんのわずかの付き合いになってしまい申し訳ないが、同時にありがとうと言っておきたい。皆さんの訓練場もまた、私にとっては有意義なものであった。感謝の意を込め皆さんとのラインを引いたこの訓練場は閉鎖しないし、今後も皆さんの日記を拝見すると思う。私はそこで、相も変わらずローゼンメイデンのことやらはるひのことやららき☆すたやらのたまっている。互いにこれからも精進できればと、切に願う。

 とりあえず何らかの記事をもう一つ書く。それにしても未だはるひの新刊が読めないままとは…。

 追記:画像を載せようとしたらレビューのせいで画像載せられない。ミスった。

NHKにようこそ!

2007年9月27日 読書
 今日のGoogleのトップはなんの記念日を表しているのだろう。

 こんにちは。最近本を読むことに時間をとられており、それ以外に特筆すべき事柄がない。ならばと、今日は本のレビューをしようと思う。この訓練場において初の試みとなる。

「NHKにようこそ!」
 NHKとは何の略か、という問いがまず出てくると思う。まあ表紙の下部分に英語で書かれているのだけど、その実NHKという略語は本作中で様々な解釈がなされている。

 物語に出てくる主要人物は三人。ベテランひきこもりの主人公、自殺志願の娘など、その各々が様々な部分で病んでおり、その人たちの奇妙で場当たり的な交流、逃避、そして迎えるほんの少しの救いというのがこの物語の本筋。
 彼らの考えは実に悲観的で破滅的で刹那的だが、文体としては少しも暗くなく、もしかしたらこれはこれで人生を謳歌しているのかもと考えさせられてしまう。彼らの生き様は明るくて、同情できるところもあって、とても面白かった。多分いま青春のなかにいる学生より、社会人一、二年目という人の方がこの作品の評価は高いだろうと思われる。

 文庫版にて、作者の文庫版あとがきが載っている。これがまたリアルで面白い。この作者ならこれを書けると納得するに至る。それを読むだけでも値段の半分の価値があると私は思っている。だからマンガでもなくオリジナルでもなく、ぜひ文庫板を読んでもらいたい。

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